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ウェルビーイングなチームの作り方~『幸せなチームが結果を出す』読書メモ

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

ウェルビーイング。

この10年ほど
経営文脈で取りざたされることが
多いワードですよね。

私が理事をつとめる社会福祉法人で、
最近管理職の要件定義を
再考しました。

最初の一文に
「顧客やスタッフの幸福度を
最大化できる人」
という文言を差し込みました。

すると事務局メンバーから、
「管理職自身も幸せでいてほしい」
というフィードバックをもらい、
はっとしました。

間に挟まれる管理職だからこそ、
元気で幸せでいることが、
組織にとって
大きな意味を持ちますよね。

そんな中、
手に取ってみたのがこの
『幸せなチームが結果を出す』
です。

幸せ経営を実践する
ポーラ化粧品の及川美紀社長と、
「幸福学」で著名な
慶応義塾大学前野教授の
パートナーである
前野マドカ氏によるこの本は、
同社で行われた
大規模な幸せ研究の結果を
まとめたものです。

幸せなチームとは
どうつくるのか?

そしてなぜ幸せなチームが
結果を出すのか。

具体的なアプローチが、
7か条や4つの因子として
明確に示されています。

幸せは伝染するので、
まずリーダー自身が
幸せであることが大切と、
この本にも書いてありました。

では内容と特徴を詳しく見てみましょう。

1,幸せなチームづくり7か条

①対話する・目をつむらない

対話を重ねること大切さは、
チームビルディングの
基本要素の一つですよね。

そして、
特に問題や異変が起きたときに
目をつむらず、
すぐにフィードバックを行うことです。

②ジャッジしない・正解を求めない

メンバーの意見や行動を
ジャッジせず、
正解を求めるのではなく、
多様な視点を尊重すること。

これにより、
自由な発想や創造性が
生まれやすくなります。

③執着しない・リセットする

過去の失敗や問題に執着せず、
必要なときにリセットして
前に進むことが求められます。

なにかあっても、
翌日に持ち越さない。

これにより、
チーム全体のモチベーションを
維持できます。

④任せる・委ねる・頼る

メンバーに任せ、
委ねることで自主性を促し、
信頼関係を築くことができます。

またリーダー自身も
適切に他者に頼ることで
安心感と一体感がうまれます。

⑤経験を教訓にする

成功も失敗も
すべてが貴重な経験です。

経験を内省し、
教訓として次に活かす。

それをチームの成長に
繋げることが大切です。

経験学習サイクルとしても
有名な理論ですよね。

⑥相手を変えるのではなく自分が変わる

他人を変えようとするのではなく、
自分自身が変わることで、
周囲にポジティブな影響を
与えることができます。

自責・自走を
リーダーが実践することで、
チームの雰囲気が
ぐっと前向きに引き締まります。

⑦愛のループを自分から始める

愛情や感謝は伝染するものです。
リーダーはそのループを
自ら始める覚悟を持ち、
自分から積極的に
愛情や感謝を示すことが重要です。

2,幸福度を持続させる「4つの因子」

幸せは、
お金やモノや社会的地位だけでは、
長続きしません。

7か条を実践した結果、
以下の4つの因子が
高まっていれば、
そのチームは幸福は長続きします。

第1因子 「やってみよう」因子

挑戦する気持ちや意欲を
高める因子です。

新しいことに挑戦することで、
自己成長や達成感を
得ることができます。

第2因子 「ありがとう」因子

感謝の気持ちを持つことで、
ポジティブな人間関係を
築くことができます。

小さなことでも
感謝を伝える習慣を持つことです。

第3因子 「なんとかなる」因子

楽観的な考え方を持つことで、
困難な状況でも
前向きに取り組むことができます。

第4因子 「ありのままに」因子

自分自身を
ありのままに受け入れることが、
心理的な安定をもたらします。

自己受容を高めることで、
より良いパフォーマンスを
発揮できます。

3,即時フィードバックとリーダーの自己愛

私も数々のリーダーシップや
チームビルティングの本を
読んできましたが、
「幸せのチームづくり7か条」の中で
特徴的なのは、
「目をつむらない」と
「愛のループを自分から始める」
という箇所です。

「目をつむらない」

これは、
問題や異変があったときに
ほっとかず、
すぐにフィードバックすることの
重要性を示しています。

たいしたことじゃない、
そのうちなんとかなる
ではなく、
すぐに伝えることで
メンバーは
自分が大切にされていることを
実感できます。

「愛のループを自分から始める」

愛情や感謝は
まさに伝染するものです。

リーダーはそれを待つのではなく、
自分からそのループの
端緒を切る覚悟が必要です。

そのためには、
まずは自分を認めてあげること。
リーダー自身が幸せであるために、
自分のエネルギーを満たす習慣、
たとえば家族との時間や
リラックスする時間などを
しっかり確保しましょう。

結論

『幸せなチームが結果を出す』は、
幸せが結果を生むプロセスを
具体的に示してくれる一冊です。

リーダー自身が幸せであること、
そしてその幸せを
チーム全体に伝播させることが、
成功への鍵であると
再認識させてくれます。

自分を大切にすることを
知っている人でなければ、
真にまわりを大切にすることは
難しいからです。

とかく損な役回りをやらされる
日本のミドルマネジャーの
皆さんが
幸せになれるかどうか。

組織全体の活性化の
キーになりそうですね

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO