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マルチステージキャリア:人生110年時代の複線的生き方

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

人生100年時代と言われて
久しいですね。

私はプロティアン・キャリアの
ファシリテーターの資格も持っていて、
子どもたちへのキャリ教育や、
学生や若者向けに
新しい生き方について考える
ワークショップも主宰しています。

長い人生を見据えた
キャリア計画って、
どう考えていけばいいのでしょうか?

今回は、
マルチステージキャリアの概念を
深掘りし、そこで重要になる
継続的な学習、
社会関係資本の構築、
そして周囲への貢献
について書いてみますね。

マルチステージキャリアとは

マルチステージキャリアは、
リンダ・グラットンが著書
『LIFE SHIFT』で提唱した概念で、
生涯にわたり複数の職業や役割を
経験するキャリアパスを指します。

これまでは、学校を卒業したら、
一つの職業を定年まで勤めあげ、
そこから老後に入るという
単線的な生き方が主流でした。

しかし近年は、
一生に一つの職業だけでなく、
副業やデュアルワーク、
趣味と仕事の両立など、
複線的な働き方や生き方をする
人が増えていきます。

だって、人生長いですから。

同著では、
2007年生まれの日本人の半分が
107歳まで生きるという
データを載せています。

もはや、
今生まれた子どもたちは
人生100年ではなく
人生110年時代に突入しているのです。

さて、
そのマルチステージキャリアでは、
学び、働き、休むといった
ステージが人生の中で
複数回繰り返されることを示しており、
以下のように
柔軟性と適応性を意識した
生き方が大切になってきます。

学び続ける重要性

人生110年時代のキャリアを
充実したものにするためには、
終わりのない学習が不可欠です。

技術の進歩や社会の変化は、
10年ごとに一定の職業を
陳腐化させていきます。

みなさんも、
スマホやチャットGPTの出現で
なくなったり減っていった職業を
想像できるでしょう。

常に自分をアップデートすること、
それも働きながら、遊びながら、
新しいスキルや知識を
習得し続けることが求められます。

プロティアン・キャリアにおける、
「アダプタビリティ」ですね。
変化に対して主体的になることです。

なにも大学院やスクールなどの
ガチ学び場でなくても、
オンラインコミュニティやセミナー、
YouTubeからだって
十分学べますよね。

一つの仕事をしながら、
次の種を巻いておく。
それも複数。

そんな生涯学習に取り組むことで、
マルチステージキャリアを
有意義に進めることができます。

社会関係資本の構築

マルチステージキャリアの
形成において、
人との繋がりや
コミュニティへの所属は
大きな価値を持ちます。

この人とのつながりを、
プロティアン・キャリア理論では
社会関係資本と言います。

異なる業界や文化の
人々との交流を通じて、
新たな視点を得る。

社会関係資本は、
キャリアの進展だけでなく、
人生の転機における支援となります。

また前述の生涯学習と
セットで考えると一石二鳥です。

学びのコミュニティに入って
仲間を作る。
その方が学びが継続しますし、
なにより楽しいです。

社会に出て
仕事を始めたばかりの世代は
忙しくなかなか時間が
取れないですが(私もそうでした)、
早いうちから
多様なコミュニティに関わり、
広範なつながりを築くことが
長い人生では重要になります。

周囲へのギブ

そして、
学び、人と繋がるためには、
周囲へのギブが欠かせません。

近内悠太さんの
『世界は贈与でできている』
にあるように、
知識や経験の共有、
他者の成功を支援することで、
自己成長と社会への貢献を
同時に実現できます。

ボランティア活動や
メンタリングもそうですが、
コミュニティにおける
ちょっとした気遣い、
自分の時間を使っての支援は、
信頼関係の構築と共に
自己実現への道を
拓くことにも繋がります。

結論

110年人生時代のキャリア形成は、
マルチステージキャリアの理解、
継続的な学習、
強固な社会関係資本、
周囲への貢献
によって特徴づけられます。

人生が長いってことは、
何度でも失敗ができるし、
軌道修正ができるってことです。

一つの道で
違和感や苦痛を感じたら、
撒いておいたいくつかの種から
枝を伸ばしていけばいいのです。

株の分散投資みたいなものですね。

マルチステージキャリアは、
リスクヘッジの要素を持ちながら、
多様で楽しく、
実りある人生の歩き方でもあるのです。

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO