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自分に感謝してみよう

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

みなさんは、
自分に感謝していますか?

私が今通っている大学院の講義で、
先生から投げかけられた言葉です。

自分に感謝?
したことはないし、
考えたこともない。

そもそも自分は
感謝する対象ではない。

そう思っていました。

でも、とりあえず自分に
ありがとうを言ってみたら、
とても救われたんです。

それまでの自分を
許してあげられるような。。

今回は、そんな話を書いてみます。

自分を大切に!自分を好きになれ!

自分を大切?好きなる?

よくビジネス書や心理学の本で、
そういう記述をみたこと
ありませんか?

自分を大切にしなければ
相手を大切に思えない。

コーチングでも、
相手への関心やリスペクトを
持つためには、
まず自分の基盤を整えよう、
という話をします。

でも、
自分を大切に、
と言われても、
具体的にどうすればいいか
わかりにくいですよね。

自己本位とか
ナルシズムにつながりそうで、
気が引けます。

また、様々な経験から
自分をどうしても
好きになれない人が、
好きになれと言われても難しいはずです。

それができなくて
困っているのですから。

自己評価が低い人

ある40代男性の話をしましょう。

物心ついたときから、
他人の気持ちがわからなくて、
自分勝手で奔放。

第一印象が悪く、
大人にかわいがってもらった
記憶はありません。

自我が強く、
相手にも高圧的なので、
クラス全員から
口をきいてもらえない
経験もしました。

もちろん自分に原因があるのですが、
この絶望感から、
自分は人に認めてもらえないし、
人の輪の中に入れない人間なんだ、
という固定観念を
もつようになります。

それなりの大学を出て、
それなりの会社に入り、
それなりに真剣に
生きてきましたが、
満たされることはない。

自己肯定感が低く、
どこかで自分に限界がある
と思っている。

どうせ。
結局。
自分にはできない。

誰かにほめられても、
いや、いや、おれなんて。
たいしたことないんですよ。
だって、子どもの時。。。

・・・そう、これ、私の話です。

簡単に「トラウマ」と
名前をつけてほしくないくらい、
自分にこびりついてはなれない、
油汚れみたいな体験です。

感謝することでオセロする

最近会社を辞めて独立し、
移住もしました。

仕事も楽しいし、
家族との関係も
地域の人とのつながりも良好で、
新しいチャレンジの毎日、
充実した日々を送っています。

ですが、不思議と
自分への評価が低いのです。

そんな中、この「自分に感謝」
という概念に出会いました。

自己評価が低いから、
なかなか感謝には至らない。

でも、この言葉が、
頭から離れませんでした。

とりあえず、やってみようかな。

「乙水、ありがとう」
と言葉に出してみました。

・・・・・・・・・・・
何か心の奥底で光が
ほとばしった気がしました。

自分の存在自体が
愛おしく感じてきて、
これまで頑張って
生きてきたこと、
自分の長所に焦点があたります。

その結果、
家族や友人に恵まれていることなど、
ひとつひとつがポジティブに
感じられるようになったのです。

これは、不思議な体験でした。

よく、
楽しいから笑うんじゃない、
笑うから楽しいんだ。
と言いますよね。

そう、理屈抜きで
まずは自分に感謝してみる。

そうすると、
自然と自分が大切に思えるし、
好きになります。

そこから、
他者への感謝に繋がるのですね。

ほめるのではなく、
自分に感謝する。

大切にする、とか、
好きになるより、
やるべきことが
めちゃ具体的ですよね。

そして、
その効果がとてつもなく大きい。
自分の価値を再定義できるんです。

みなさんも、声を出して
自分にありがとう
を言ってみてください。

ちょうど、
オセロの一手のように、
人生の色が1枚1枚
変わっていきますよ。

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO