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思わずなんでも話しちゃう1on1とは?

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

私はプロコーチとして、
企業に1on1ミーティングを
導入する仕事もしています。

1on1は
「話すことがない」
「形骸化してくる」
「意味がない」
などの声が聞かれます。

1on1は、
「部下のための時間」です。

今回は
部下が本音をたくさん
しゃべってくれる
1on1の特徴について
書いてみます。

しゃべりすぎな上司、忖度する部下

毎年リクルートさんが
1on1の実態調査を
してくれていますが、
実施についての課題はなにか?
との質問に対して、

上司の面談スキル不足 47.2%

部下満足度の低下 23.3%

という結果がでています。

そもそもですが、
業務の進捗報告や
指示命令・意思決定をする
通常の会議と、
「部下との信頼関係を高めて、
成長を促す1on1」
と区別してください。

上司ばかりしゃべっていたり、
ましてや
説教をする場にしていては、
部下が本音をしゃべってくれる
ことはないです。

1on1開始の一言

では、
どんな風に始めればいいのか。
冒頭の一言がカギになります。

1on1は
「部下のための時間」
と書きました。

それならば、
それをそのまま伝えてみてください。

「今日は100%
あなたのための時間です。
あなたのストーリーを
きかせてください。」
とか、

「今日は安心・安全の場です。
何を話しても、大丈夫」

など。

そうすることで、
忖度や遠慮をせずに
「話していいんだ」と
その場の意味あいが
ぐっと変わってきます。

またあえて宣言することで
上司自身の聞く姿勢を
整える効果もあります。

話したくなるテーマを選ぶ

キャリア面談や、
中長期の目標設定では、
部下のビジョンを
しっかり聞いてあげてください。

もしビジョンを
描ききれてない場合は、
「過去一番達成感があった仕事」や
「最近のグッドニュース」を
きくのもありです。

イキイキしながら話せるし、
それらを聞き出すことで、
部下の価値観が
みえてくるからです。

また話し始めたら、
それを関心を持ってききましょう。

なにそれ、面白い。

もっときかせて。

それでそれで?

こちらが話の主導権を奪う、
いわゆるカットインをせずに、
とにかく最後まで話してもらう。

そして、
話している内容について
評価や否定はせずに、
ポジティブな相槌をうつ。

できればオウム返しや
要約を入れてあげると
より効果的です。

これができたら、
部下にとって、
1on1が楽しく意味のある
時間になっていく
可能性が高いです。

「部下のための時間」
ぜひ作ってみてください。

ひいてはそれが
「上司のための時間」
にもなりますから。

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO