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ほめ上手になる2ステップ

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

みなさんは、
ほめられたらうれしいですか?

普通はうれしいですよね。

でも、ほめられ方によっては、
逆にやる気をそがれること
ありませんか?

今回はコーチングの視点から、
効果的な「ほめ方」について
書いてみます。

ポイントは、
「ポジティブを映す鏡になる」
ってことです。

日本人はほめることが苦手?

ほめることが苦手の人の方が、
上手にできると答えた人より多い
という朝日新聞の記事がありました。

上手だと答えた人は32%
苦手だと答えた人は68%

だったそうです。

なお、苦手な理由に、

「おべっかと思われるのがイヤ」
「相手におもねる気がする」
「価値観の押し付け」

とういものがあげられています。

ここらへんに、
ほめるという行為の
複雑さが見て取れますね。

これは、
ほめられる側も一様ではなく
単純にうれしいわけではない
ことが推測できます。

ほめることメリット・デメリット

心理学では、
ほめることで相手のやる気が
出ることは証明されているものの、
ほめ方を間違えると
逆にやる気がなくなってしまうという
研究結果もあります。

『モチベーションの心理学』

という本に、
ほめられることは報酬であり
自己効力感を高める、とあります。

一方で、
次のように逆の事例もあげられています。

①あらかじめほめられることが
分かっている場合は
モチベーションとしての効果が薄れる。

②簡単なことでほめられると、
自分の能力が低いと思われ
不快に感じる。

③同じことでほめられ続けると
それは強制・命令に近くなる。

③は例えば、子どもに
「いつも勉強していて偉いね」
とほめ続けると、
勉強しなければいけない、
という強迫観念に
転嫁されるというものです。

ほめられること自体が
目的になったり、
逆にプレッシャーに感じる点も
取り上げられています。

コーチングはほめない

ところで、
コーチングでは「ほめる」
という行為は基本的にしません。

対等な関係で対話する
コーチングにおいて、
上下関係が前提の「ほめる」は
存在してはいけないのです。

(同じ理由で、「叱る」もありません)

ほめることで、
結果的にコーチへの服従の関係に
なってしまう可能性があるからです。

私も、コーチングセッションでは
ほめないようにしています。

ですが、よくクライアントから

「黒岩コーチにたくさんほめていただいた」

というフィードバックをもらいます。

これは、コーチングにおける
「ポジティブフィードバック」や
「承認」という関わりを、
「ほめられた」と感じるからでしょう。

私は、
「すごいですね」
「すばらしい」
「最高ですね」
というわかりやすいほめ言葉は
使いません。

では、具体的にどのように
「ほめて」いるのか、
みていきましょう。

どんな「ほめ方」が刺さるか?

コーチングでは、
相手のいいところや成果を
客観的事実として伝えます。

また、その事実をコーチは
どのように見て、感じたか、
主観的事実もIメッセージで伝えます。

「Aさんは、
いつもニコニコしていますね」
(客観的事実)
「だからAさんと話すと
こちらも楽しくなります」
(主観的事実)

「Bさんは時間を必ず守ってくれる」
(客観的事実)
「Bさんとの約束は安心できます」
(主観的事実)

「あきらめずにもう一度
トライしたんですね」
(客観的事実)
「私も気持ちがあつくなりました」
(主観的事実)

「仲間という言葉を3回使いましたね」
(客観的事実)
「人とのかかわりを大切にして
いるように聞こえました」
(主観的事実)

いかがでしょうか?

決して、
「あなたはすごい」とか
「すばらしい」なんて、
直接的なほめ言葉を使わなくても、
うれしくなりませんか?

というわけで、コーチングでは

①相手のポジティブな面を鏡のように伝える

②それを見て、聴いて、感じたことをフラットに加える

の2ステップで、
間接的に「ほめる」のです。

先ほどの朝日新聞の記事で、
自分がほめ上手だと答えた人が、
そのコツをあげています。

「相手のいいところを探す」
「事実をほめる」
「相手を認める」

まさに!ですね。

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO