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「やる気」と「意欲」と「モチベーション」の違いは?

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

組織でマネージャーや
リーダークラスをしている人は、
部下やメンバーの
「やる気」「意欲」「モチベーション」
の高め方について
日ごろから考えていると思います。

今日は個々の言葉の
微妙な差異について説明しながら、
それぞれの高め方を考えてみますね。

「やる気」は、一時的で感情的

「やる気」さえあれば、
なんでもできる気がしますよね。

一方で、
「やる気はあるんだけど、実行できない」
「一気にやる気なくした」
なんてこともよく聞きます。

そう、「やる気」とは必ずしも
行動に結びつくものではない、
一時的で感情的なエネルギーの
高まりを指します。

すぐに高まるし、
すぐに消えてしまうかもしれない、
不安定な「気」です。

ただし、目の前の仕事や作業に
集中するために必要な
原動力になります。

「意欲」には、持続性と実現性がある

一方で、「意欲」とは
「意思」と「欲求」に分解でき、
持続性があり、かつ物事を成し遂げる
実現力・実行力が伴います。

そして、
長期的な目標に繋がる場合が多いです。

例えば、
ランナーと言われる人たちには、
どんなに二日酔いでも
雨が降っていても、毎朝走りますし、
旅行先や出張先でも
ランニング時間を
予定に組み込んでいる人がいます。

それは、例えば
フルマラソン3時間切りのような、
明確な目標があるからでしょう。

ダイエットなどのために
「走りたい」と思っている人(欲求)は
たくさんいますが、
それを「成し遂げる」ための
強い「意思」があるかどうか、
それが「意欲」の特徴です。

そして、「意欲」はその人の価値観や
キャリアビジョンにも
密接に関係していきます。

「モチベーション」とは、「動き」を説明する概念

翻って、「モチベーション」について
考えてみましょう。

「やる気」や「意欲」との違いは、
両者が普段使う日常語であるのに対し、
「モチベーション」は
心理学が「動き」の研究のために
つくりだした学術用語です。

行動などの外的活動だけでなく、
心や神経など内的なもの含めた
「動き」全般を扱います。

また価値中立の概念のため、
良い・悪いの判断を
しないのも特徴です。

「やる気」と「意欲」が
社会的に望ましいもの、
ポジティブなことに使うのに対し、
「モチベーション」は
ネガティブな行為にも用います。

例えば、「万引きのモチベーション」
という概念は成立しますが、
「万引きするやる気」とか
「万引きの意欲」
とは言わないことからもわかります。

あなたがマネジメントの立場だったら

「モチベーション」を高めたかったら、
部下やメンバーを「動かす」源を
理解することから始めましょう。

人それぞれ異なる
ニーズや価値観があり、
それに個別対応しながら
支援することです。

また、「やる気」を高めたい場合は、
ポジティブなフィードバックや、
承認をこまめにしていきましょう。

ここは、単純にほめればいい
というわけではありません。

具体的な事実や、
そこに至るプロセス、
それを実現させている人柄などに
フォーカスをあて、
認めて伝えることで、
やる気は持続します。

「意欲」を高めるには、
短期的な目標だけでなく、
中長期的な視点から今を意味付ける、
そのサポートをしていくことです。

そのためにはメンバーの
キャリア目標をしっかり理解しておく
必要がありますね。

そして、
それぞれを組み合わせることで
「モチベーション」を高め、
個人と組織の成長や成果に
結びつけていきたいものです。

「やる気」と「意欲」と
「モチベーション」の違い、
いかがでしたでしょうか?

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO