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ビジネスプレゼンテーションのABC

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

私は広告会社でキャリアをスタートし、
その後エグゼクティブコーチとして
多くのビジネスパーソンと
向き合ってきました。

そのため、
ビジネスプレゼンテーションに関する
講義をすることも多々あります。

今回は
「ビジネスプレゼンテーションのABC」
と題して、
プレゼン準備から資料作成、
スピーチのコツまでお伝えします。

特に若いビジネスパーソンに
役立つ内容に仕上げましたので、
参考にしてみてください。

1. ストーリーを作る

プレゼンテーションで
最も重要なのは、
聴き手を引き込む
「ストーリー」です。

単なる情報の羅列ではなく、
聞き手に共感を呼び起こし、
感情を動かすメッセージを
届けることがキモとなります。

そのためには、
まず自分自身を深く理解し、
プレゼンの目的や動機、
理想とする結果を
明確にしてみましょう。

プレゼンする主体をみつめる。
つまり、自己分析です。

次に、聴き手の理解です。
聴き手のニーズや期待、
さらには感情をしっかりと分析し、
彼らが何に関心を持ち、
どんな情報が有益かを
イメージします。

そして、
これらを考慮したうえで、
熱意と説得力を兼ね備えた
ストーリーを作るんです。

プレゼンの目的は、
相手を動かすことです。

であれば、
相手の感情や
思考の流れを分析して、
それに沿ったメッセージを
伝えることが大切ですよね。

さらに、
メッセージは整理・
構造化することがポイントです。

中心となる
「キーメッセージ」と、
それを補強する
「サブメッセージ」を
明確にしておくことで、
プレゼン全体が一貫し、
聴き手に伝わりやすくなります。

最終的に、
プレゼン内容を
資料に落とす場合、
各メッセージを
一つのスライドにまとめ、
1ページに原則1つのメッセージ、
というシンプルな構成が理想です。

そのメッセージを裏付ける
ビジュアル(グラフや図表)や
事例を適切に配置し、
視覚的にもわかりやすいものに
仕上げましょう。

2. ストーリーを伝える

次に、
作成したストーリーを
どのように伝えるかが重要です。

ここで、
「プレゼンス」(存在感)を
意識してみましょう。

メラビアンの法則によると、
コミュニケーションにおいて
話し手の印象を形作るものとして、
視覚情報が55%、
聴覚情報が38%を占め、
言語情報はわずか7%です。

つまり、
その人の話を聞いてみたいかどうかは、
その人が話す内容そのものよりも、
表情、
ジェスチャー、
目線といった
ノンバーバルな要素が
非常に大きな影響を
与えるということです。

自信を持って前に立ち、
聴き手と積極的に
アイコンタクトを取り、
微笑むなど、
ポジティブな雰囲気を
作りましょう。

聴き手との
「つながり」を
感じさせることで、
メッセージがより深く浸透します。

また、
当たり前ですが
スピーチ力も重要ですよね。

これは一朝一夕で
身につくものではありませんが、
準備段階で
何度もリハーサルを重ね、
フィードバックを受けることで
改善できます。

リハーサルを録画して
みてみるだけでも、
十分フィードバックが
得られます。

自分の話し方や姿勢を
客観的に確認することは
非常に効果的です。

もちろん、
人前で話すことに慣れておけば、
実際のプレゼンでの緊張感を和らげ、
自信を持って
話せるようになります。

要は、
スピーチ力は場数なんです。

最後に、
プレゼンそのものでは、
聴き手の感情と思考の
両方に訴えるスピーチが
求められます。

事実やデータを
提供するだけでなく、
彼らの感情に響く言葉を使い、
共感や信頼を築くことが
大切です。

熱意と説得性が
プレゼンの両輪です。

メッセージがより深く
相手の心に刻まれるよう、
全体をデザインしてみてください。

3. まとめ

ビジネスプレゼンテーションは、
単に情報を伝える場ではなく、
聴き手の心を動かすための舞台です。

自己分析を行い、
相手を理解し、
メッセージを整理・
構造化した上で、
情熱を持って
ストーリーを語りましょう。

そして、
プレゼンスを意識し、
感情と思考の両方に訴える
スピーチを通して、
聴き手に
強いインパクトを与えることで、
相手が自分の望む行動を
してくれるよう、
誘うのです。

いかがでしたでしょうか。
この記事が実際の場面での
自信につながれば幸いです。

プレゼンは
練習と工夫次第で
誰でも上達できるスキルです。

あきらめず
挑戦を続けてみてください。

and, the trail continues.  

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photo by TAKAO JINBO