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自分のキャリアをメタ認知してみよう

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

ここ数年
「メタ認知」というワードを
よく聞くようになりました。

私の推しポッドキャスト番組
「COTEN RADIO」の影響も
大きいかもしれません。

通常使われる「メタ認知」とは
社会や環境を俯瞰してみることに
重きを置いていますね。

でも、
自分自身のメタ認知は
どうでしょうか?

日々の業務や生活の中で、
ふと自分のキャリアについて
もやもやしたり、
方向性に迷ったりすることは
ありませんか?

今回は、
自分のキャリアを
メタ認知することで、
新たな視点を得て、
自分が本当に幸せになる状態を
考えてみる方法について
書いてみます。

1,依拠している前提や信念をあぶりだす

まずはじめに、
自分が
どんな前提や信念に基づいて
行動しているのかを
明確にしましょう。

例えば、
「組織内で勝たなければならない」
「東京のど真ん中に生活すべし」
「親の事業を継ぐ」
「子どもを一流大学に
入れなければならない」
などです。

これらの信念は、
社会的な期待や過去の経験、
周囲の影響によって
形成されていますが、
本当に自分の心から
望んでいることなのかを
問い直してみてください。

2,条件や制約をとっぱらったら、何したい?

次に、
あらゆる制約や条件を
取り除いた状態で、
自分が何をしたいのかを考えます。

例えば、
家族の扶養や
住宅ローンの返済などを
一切考えなくてよいとしたら、
どんなことをしたいでしょうか?

どういう状態が
一番幸せでしょうか?

「10億円あったら何がしたいか?」

「理想の生き方をしている
モデルとなる人は?」
といった問いかけも効果的です。

ここで重要なのは、
自分の心の声に耳を傾けること。

制約のない状態での
理想を描くことで、
自分の本当の望みや
価値観が浮き彫りになってきます。

ちなみに、
私がコーチングで
同じ質問をしたところ
「家族をとっぱっては
何も考えられない」
というクライアントさんがいました。

それも、
大切な価値観であり前提です。

そうした信念を
否定するのが目的ではなく、
外してみたときに何が見えるか、
その体験をしてみるのが目的です。

3,出てきた理想と現状を比較してみる

そして、
出てきた理想の状態と
今の生活や仕事を
比較してみましょう。

素の自分の理想が
明確になったら、
雲の上から
自分を眺めるようにして、
どれだけギャップがあるのかを
確認します。

この過程で、
自分がどれだけ
本来の望みを実現できているのか、
あるいは
どれだけ妥協しているのかが
見えてくるでしょう。

4,まとめ

理想と現実を比較した結果、
今の現実の方が良いと
感じるのであれば、
それも一つの選択です。

この比較を通じて、
今の生活や仕事を続ける
意味付けが変わり、
より前向きに取り組むことが
できるはずです。

一方で、
現状からの変化を望む場合、
様々なハードルや困難が
あるかもしれません。

それを乗り越えるかどうかも
自分次第です。

自分の人生のドライバーは
自分自身であることを
忘れないでください。

私は、
いつからでも
なんにでもなれると思って
生きていますし、
コーチングするときも
その前提で関わっています。

若いころは、
物理的精神的経済的制約の中で、
人生の選択を
せざる得なかった人が
ほとんどでしょう。

でも、
「子どもの頃に
やりたかったことの大半は、
大人になってもできる」
これは、
元SMAPの稲垣吾郎さんが
取材記事で語っていたことで、
私も実感しています。

キャリアを俯瞰してみるためには、
自分だけで考えるより、
他者からの問いかけが有効です。

当社LifeTraverseは
キャリアコーチングも
提供しています。

メタ認知体験をしてみたい方は、
下記フォームより
お気軽にお問い合わせください。

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO