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魚沼雪山レース「八海山スカイスノー」の実行委員長になってみた

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

みなさんは、
スカイスノーという競技を
ご存じですか?

雪山を駆け上がる、
バーティカルレースのことです。

私も去年まで、
そんなスポーツを知りませんでした。

なのに、地元で開催される
「八海山スカイスノー」
というレースの、
実行委員長になりました。

なぜ、この役を引き受けたのか?

今回は、私の地域づくり、場づくり、
コミュニティづくりについての
想いを書いてみたいと思います。

ポイントは、
楽しんでギブすること、です。

スカイスノーって?

元々私は、山を走るスポーツ・
トレイルランニングをしています。

トレイルランニングにも
いろんなタイプがあるのですが、
私の主戦場は100マイル(160km)
という距離です。

自身のことを100マイラーと
称しています。
雪上ではなく、夏の山道を走ります。

トレイルランニングがやりたくて、
東京の家も仕事も引き払い、
魚沼にUターン移住してきました。

こちらに来て改めて思ったのは、
魚沼のトレイルは
急峻だということ。

越後三山や巻機山など、
どれも高くて登山道の斜度が高く、
気持ちよく走れる
トレイルがないのです。

だからかもしれませんが、
越後にはあまり100マイラーがおらず、
スカイランナーがたくさんいます。

スカイランニングは
トレイルランニングの一種で、
距離は3km~30kmくらい、
一気に高所に登って
降りてくるのが特徴です。

スカイスノーは、
スカイランニングの雪山版です。

そして八海山スカイスノーは、
魚沼在住で日本を代表する
スカイランナーの小幡利春さんが
2022年に立ち上げました。

2.5kmで高低差800mを駆け上がる
文字通り心臓破りの
バーティカルレースです。

なぜ実行委員長?

昨年こちらに移住してきて、
ランニング仲間経由で紹介され、
このレースのお手伝いを
することになりました。

もともと私のやっている
ウルトラトレイルとは
異なる世界でしたが、
入ってみて思ったのは、
とても魚沼らしいイベント
だということです。

それは「雪」と
オープン前の「スキー場」という
地域のどこにでもある資源を
使っているからです。

このレースの会場は、
六日町八海山スキー場という、
知る人ぞ知る超急こう配の
長いダウンヒルコースです。

私も子供のころから
スキーをしていましたが、
このコースを一気に滑り降りる
ことはできませんでした。

はちゃめちゃな高さのコブ斜面が
延々続くので、モモの筋肉が
途中で悲鳴をあげます。
休み休み降りるのがやっと。

八海山スカイスノーは、
ここを駆けあがるという
ド変態のイベントなのです。

昨年第一回でしたが、
ボランティア含めて約200名が参加し、
事故やケガもなく
成功裏に終わりました。

そして第2回の今年は、
小幡さんが選手として
出場するということで、
私が実行委員長に。

私が魚沼で立ち上げた
「YUKIDAN」という
トレイルコミュニティが
実行委員の中核を担っています。

提供したい価値

「オープンしていないスキー場」は、
休眠スペースです。
「雪」も地元生活者にとっては
やっかいもの、戦うべき相手です。

この二つを有効活用して、
新しいスポーツ文化をつくる。
そこに地域内外の人たちが集う。

この構想にわくわくしました。

地域の人たちが、
子どもから高齢者まで一体となって
「非日常」な場をつくる。

そこに、地域外の人たちも加わって、
交流が生まれる。

魚沼の料理もお酒も、
おもてなしも加える。

そして、それを結びつけるのは、
私の好きな山岳スポーツ。

しかもちょっといっちゃってる
エクストリームレース。

とんがっているほうが、
目印になりやすい。

理想的な地域づくりの
カタチだと思いました。

「世界は贈与でできている」

私は新潟に越してきて、
様々なコミュニティに入っています。

先述のYUKIDANもそうですが、
子どもの小学校の
PTA会長もしていますし、
私が卒業した高校の
同窓会幹事長もやっています。

またプロティアン・キャリア
という生き方を新潟に広める
団体の理事もしています。

「世界は贈与でできている」
という本が売れていますが、
コミュニティが続いていく要諦は、
まさにGIVEだと思っています。

それも、
「しかたなくやっている」
とか
「見返り(TAKE)を期待して」
ではなく、
純粋に相手のために行う
GIVEが大事なんですね。

そのためには、
GIVEすること自体が報酬、
つまりその行為自体が楽しいもの
であることが必要になります。

お互いGIVEし合い、それを楽しむ。

そして、
GIVEするのはお金や物品よりは、
「時間」が大切だと思っています。

大好きな山のスポーツに
関することなら、
私は楽しんでGIVEできます。

八海山スカイスノーも、
関わる人すべてがハッピーになること、
そして自分自身がハッピーになることを
目標に運営していきます。

「あなた史上最高の、雪上ホット体験」

今年の大会のコンセプトです。

選手なら、
あの雪の激坂で心臓バクバク、
アツくなること間違いなし。

応援する人も、
運営サポートする人も、
つながりに胸がアツくなる
大会を目指します。

ご興味がある方は、
ぜひ2023年12月17日に、
魚沼にいらしてください。

選手が無理な方は、
ボランティアでも
十分楽しめると思いますよ。

お待ちしています!

八海山スカイスノー2023大会公式サイト
https://hakkaisan.run/

選手エントリーフォーム
https://hakkaisan.run/entry/

ボランティアエントリーフォーム
https://hakkaisan.run/volunteer/

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO