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あなたはコーチ・エィ派? CTI派? 2大コーチングスクールはどう違う?

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

コーチングを学ぶにあたり、
コーチングスクールの講座を
受講する人も多いと思います。


お金はかかりますが、
その方が効率的だし
資格も取りやすくなります。


今日は、
日本を代表する
2大コーチングスクールの
「コーチ・エィ」と
「CTI」
(CO-ACTIVE TRAINING INSTITUTE)
の違いについて
書いてみたいと思います。


両社とも、
日本のコーチング黎明期から
活動しており、
多数のプロコーチや
資格者を輩出してきました。
また国際コーチ連盟(ICF)の
公認プログラムである
ことも共通しています。


それでは、
以下両者の違いを
みていきましょう。

コーチ・エィはビジネス寄り

日本でコーチングスクールといえば、
真っ先にこの名が出てくるほど
老舗ブランドです。


本場アメリカから
日本に最初にコーチングを
輸入したのも前身である
コーチ・トゥエンティワンと
言われています。

まず主なターゲットを
「企業マネジメント」
に置いている点が特徴です。


どのように部下と関わると
自発性・自律性が引き出され、
チームや組織に成果をもたらすか。


リーダーとして、
またマネジャーとしての
コミュニケーション力向上が
念頭に置かれています。


仕事でどう成果を出すか。
ゴールやビジョンなど
未来志向なのも特徴の一つです。

コーチングでは
「観察」を重視しています。


相手をじっくり観察するための
「タイプ分け」
という独自診断ツールを提供しており、
これは相手を4つのタイプに
ざっくり分けて傾向を観察し、
どのように関わるとより
個別対応できるか
考えさせるフレームです。

頻繁に使われるユニークな用語は、
プレゼンス、
承認(アクノリッジメント)、
フィードバック
などです。

詳細は、
コーチ・エィのコーチングが
わかる本をご参照ください。
おすすめはこちら。

コーチングの基本

CTIはライフ寄り

コーチ・エィが
企業やビジネスを
対象にしている一方で、
CTIは個人向けの印象が強いです。


ビジネスコーチというよりは、
パーソナルコーチ、
ライフコーチを
養成しているイメージです。


目指す成果も、
仕事に限定するものではなく、
人生の目的そのものに焦点を当てます。
もっというと
未来よりも「いまココあなた」
に集中して対話していく。

自分や人生を中心におき、
仕事は2次的な要素になる。


在り方としては、
人の可能性や元々の資質を
信じることから始まります。


この瞬間、
その人そのもの、
本質的な変化などに
視点を向けさせていきます。

コーチングで重視しているのは、
「傾聴」です。

傾聴の度合いを
レベル1(自分)、
レベル2(相手)、
レベル3(全方位)
と定義して、
どのレベルで傾聴しているか、
またどのレベルを目指すかを
明確に提示しています。

特徴的な用語は、
フルフィルメント、
認知、
サボタージュなどです。

CTIのコーチングを知るための
おすすめ本はこちらです。

マンガでやさしくわかるコーチング

どちらを選ぶか?

さて、
気になる受講料ですが、
単純比較はできないものの、
個人がフルプログラムを
受けた場合の金額が税込で
コーチ・エィは1,650,000円、
CTIは1,507,000円となります。
(2022年7月現在)

少し後者が安いですが、
それほど変わりませんね。

ではどちらが良いのか?
私は優劣はないと考えています。

人それぞれの嗜好により
自分に合う方を
選んでみてください。

ビジネスなのかライフなのか。
ジャケットなのか、ポロシャツなのか。
レストランなのかビストロなのか。

そんなイメージの違いが
両者にはあります。

でもそれも私の捉え方であり、
一側面でしかありません。

ちなみに
私はコーチ・エィ出身ですが、
CTI関連の書籍からも
たくさんの学びを得ています。

いろんな考え方に触れた方が、
コーチングに幅が出るのは
いうまでもありません。

and, your trail continues.

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photo by TAKAO JINBO