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でっかい目標は細かく分けよう

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただきありがとうございます。

みなさんは
どんなキャリアビジョンを
持っていますか?

それは明確ですか。

そこが大きすぎる、
もしくはぼんやりしている場合、
たどり着くまでのルートについて、
考えてしまいますよね。

そして考えるだけ
動けなくなってしまう人も
いるかもしれません。

今日は
「大きい目標は細分化してみよう」
というテーマでお話しします。

キャリア目標を
具体的な行動目標に
落とし込む方法について
考えてみましょう。

1. ビジョンを描く

まず、
ビジョンを描くことから
始めましょう。

5年後や10年後に
どんな自分でありたいかを
イメージすることが、
具体的な目標を立てるための
一丁目一番地です。

私が以前に
コーチングした
クライアントの一人は、
「将来的に自分の会社を持ちたい」
という漠然とした夢を
持っていました。

彼と一緒に、
その夢を
もっと具体的なビジョンに変える
作業をしました。

例えば、
「5年後には独立し、
ITコンサルティングの分野で
成功している」
といった具合です。

ビジョンを明確にすることで、
それがあなたの行動の
羅針盤となります。

そして、
このビジョンを具体化する過程で、
のぞむ未来が
現実的に手に届く場所に
見え始めるのです。

2. 明確な目標を設定する

ビジョンが明確になったら、
それを実現するための
具体的な目標を設定しましょう。

この時、
SMARTの法則
(明確さ=Specific,
計測可能=Measurable,
達成可能=Achievable,
ビジョンに繋がる=Relevant,
期限を切る=Time-bound)
を使うと効果的です。

例えば、
先のクライアントのケースでは、
まず
「3年以内に
ITコンサルタントとして
フリーランス活動を始める」
という目標を設定しました。

そのために必要なスキルとして、
プロジェクト管理、
マーケティング、
ネットワーキングが
挙げられました。

これらのスキルを
身につけるために、
どのようなリソースを活用するか、
どんな経験を積むべきか、
助けてくれそうな人はだれか、
などを具体的に
リストアップしました。

ここで重要なのは、
「いつまでに何を達成するのか」
を明確にすることです。

「いつかは」では
夢のままで終わってしまいます。

「いつまでに」と
期限を設けることで、
目標が具体的なゴールになるのです。

ゴールが明確になれば、
行動がしやすくなります。

3. 目標を小さく分ける

大きな目標を目の前にすると、
圧倒されてしまうことが
あります。

そこで、
その目標を細分化して
小さなタスクに
分けてみましょう。

これは、
山登りに例えると
分かりやすいかもしれません。

富士山に登るとき、
いきなり
頂上を目指すのではなく、
まずは一合目、
次に二合目と、
段階的に進んでいきますよね。

先ほどの例でいえば、
クライアントが目指した
「ITコンサルタントとしての独立」
も、まずは
「特定のIT分野での専門知識を深める」

次に
「小規模なプロジェクトを
独自に完遂する」
といった具合に
分けて取り組んでいきました。

分けると動きやすくなる。

そして一つクリアすることで、
達成感を感じられるようになります。
これが次の行動への
モチベーションとなり、
大きな目標に近づく力となります。

4. まとめ

目標を細分化することで、
大きな目標も
手の届く範囲に
引き寄せることができます。

そして、
一つひとつのタスクを
クリアするごとに、
自信がつき、
目標達成に向けての
モチベーションが維持されます。

もし、
今あなたが大きな目標を
持っているけれど、
どこから手をつけていいか
分からないと感じているなら、
まずはその目標を
細分化してみてください。

必ずしも完璧な
計画である必要はありません。

まずは一歩踏み出すことが重要です。
その積み重ねが、
やがて大きな成功へと
つながるでしょう。

イチロー選手も言っています。

「小さなことを重ねることが、
とんでもないところに行く
ただ一つの道なんだな
というふうに感じています。」

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO