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ゴールを倍に盛ってみる ~視点を変えるためのスキル

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

今回は
コーチングを学び始めた
リーダー層、
マネジメント層向けに
書いています。

部下や
チームメンバーの成長が
停滞している、
またはチャレンジを
躊躇していると感じた時に、
あえて目標を
2倍に盛ってみましょう。
という話です。

そこで得られる
新たな視点と
行動のヒントについて
書いてみますね。

1,新たな視点を獲得する

    コーチングや
    部下の育成をしていると、
    相手が停滞していると感じたり、
    成長が鈍化していると
    感じることはありませんか?

    楽な目標設定に
    甘んじていたり、
    自信のなさから
    チャレンジを
    躊躇したりすることは
    誰にでもありますよね。

    そんな時、
    現在の自分を
    全く別の視点から、
    もしくは高めの視座から
    眺めることで、
    新たな地平が
    見えることがあります。

    新たな視点を得ることで、
    別の行動を模索する
    きっかけを作ってあげましょう。

    コーチングでは、
    相手の思考や
    行動を広げるために、
    視点をずらして
    考えるスキルがあります。

    2,ゴールを倍に盛ることのメリット

      なぜゴールを2倍に盛るのか。

      そうすることで、
      相手はこれまでのやり方を
      見直さざるを得なくなります。

      限界を超えて、
      ストレッチングな目標を
      思い描くことで、
      従来の方法や
      アプローチが見直され、
      新たな戦略や行動が生まれます。

      具体的には、
      以下のようなメリットがあります。

      ①創造的思考の促進:

      大胆な目標に
      直面することで、
      従来の枠を超えた
      創造的な思考が
      求められます。

      新しいアイデアや
      アプローチが生まれる
      可能性が高まります。

      ②自己効力感の向上:

      高い目標を達成するための
      プロセスを経験することで、
      自分の能力に対する
      自信が高まります。

      結果として、
      自己効力感が向上し、
      さらなる挑戦への
      意欲が湧くはずです。

      ③チームへの影響力:

      高い目標を共有することで、
      チームメンバー間の協力や
      コミュニケーションが
      活発になります。

      共通の目標に向かって
      一丸となることで、
      チームの結束力が強化されます。

      3,「倍」に盛る投げかけ方

        実際に
        目標を2倍に設定する際の
        アプローチ方法を
        いくつか紹介します。

        例えば、
        「売り上げ目標が
        前年比10%増の場合、
        前年比20%増やすとしたら
        何を変える?」
        といった具体的な数字を
        提示してみましょう。

        また、
        「1年後にフルマラソン
        4時間を切るという目標を、
        半年後に早めたら、
        明日からどんな練習を始める?」
        というように、
        期限を短縮することで
        全く別のやり方を
        模索するきっかけになります。

        重要なのは、
        相手に「もしも」という
        仮定の質問を投げかけることです。

        この質問により、
        相手は現状の枠を超えて
        考える必要が生じます。

        そして、
        そのプロセスで
        新しい視点や
        アイデアが生まれるのです。

        4,まとめ

        このスキルの目的は、
        ゴールを2倍にしたり、
        締め切りを半分にしたりすることで、
        新しい視点から自分を俯瞰し、
        別のアプローチがあることに
        気づいてもらうことです。

        留意したいのは、
        実際に2倍のゴール設定を
        相手に強要するものではありません。

        あくまで、
        現状を打破し、
        新しい可能性を
        模索するための
        きっかけとして、
        このアプローチを
        活用してみてください。

        and the trail continues.

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        photo by TAKAO JINBO