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無双人材になるためには?【『専門性の身につけ方』読書メモ】

こんにちは。
LifeTraverseチーフコーチの黒岩です。
ブログを読んでいただき
ありがとうございます。

みなさんに専門性はありますか?
それは、他の誰にも代用がきかない、
あなただけの専門性ですか?

話題の本
『替えがきかない
人材になるための
専門性の身につけ方』
(国分峰樹著)を読んで、
私も本物の専門性をもつために
「研究」がしたくなりました。

ではどんな本なのか、
ブックレビューいってみましょう。

なぜ専門性が必要か?

現代はVUCA(ブーカ)の時代
と言われて久しいですね。

VUCAとは、
Volatility(変動性)
Uncertainty(不確実性)
Complexity(複雑性)
Ambiguity(曖昧性)
の頭文字をとった言葉です。

変化が激しく、
組織がいつまで守ってくれるか
わからない不透明な世界に
私たちはいます。

そこでは、
誰でもできる仕事では
他者と差別化できないし、
そもそもAIにとってかわられる。

その人しか知らない、
その人しかできないことを
いくつ持っているかが、
これからのビジネスパーソンの
価値になる。

そんな『無双の人間』になるためには
「専門性」が必要だと著者は説きます。

専門性とはアウトプット

専門性というと、
マニアックな知識とか、
特定分野のスキルを想像しますよね。

でもこの本における「専門性」は
それと異なります。

専門性とは、
専門知識をたくさん
持っていることではない。

専門性とはアウトプット。

情報や経験をとりこんだら、
自分ならではの視点で
混ぜ合わせ、昇華し、
新しい知識・知恵にすることです。

つまり、
引き出しに入れておくことではなく、
たどり着くこと。
創発という行為を
繰り返すことなのです。

ではどんな専門性を
身につけるとよいか?

著者の国分さんは、
すぐに役に立ったり、
自分の仕事に直接関連する専門性は、
価値が低いと喝破します。

それはすぐに陳腐化するからです。

自分だけの本物の専門性とは、
一見地球の裏側にあるような
業務との親和性の低いがテーマ。

探求を続けることが
苦にならないくらい
面白いもの、好きなもの。

それらを組み合わせて、
まただれもやってない
ブルーオーシャンの領域が
おすすめだそうです。

特に大企業が巨額の研究開発費を
投じているようなテーマだと、
個人が勝てる見込みは薄いですよね。

この本では実例として、
著者の会社の先輩の話がでてきます。
この方は中堅企業で
キャリアをスタートしましたが、
業界トップ企業に転職し
活躍していました。
この「這い上がり」の構造を
抽象化すると、
人材育成に生かせるのではないか?
というテーマで専門性を
身につけようとしていました。

専門性を身につける「型」

どのように専門性をみにつけるか?

それには「型」があるといいます。
いよいよこの本の主題ですね。

キーワードは、
「研究」と「構造化」です。

専門性を身につけるには、
自ら問いを立てて、
検証していく営みが
重要になるそうそうです。

それが「研究」です。

立てた問いがシャープで
自分らしい
個性のあるものであればあるほど、
その専門性は価値を生みます。

その問いをさらに構造化して、
細分化してしていく。

そして、
その課程を一人でやるのではなく、
他者や仲間と対話しながら
進めることで、
より深くより先鋭な「問い」に
練り上げられるのだそうです。

ちなみに先ほどの
「這い上がり」
を研究していた会社の先輩は、
他者と話すことで
問いが変化していき、
最終的に
「ドラフト6位
プロ野球選手の成功要因」
というテーマの論文に
書いたそうです。

価値のある問いにたどり着けば、
その研究の半分以上は
成功とみなせると。

これはアインシュタインも
似たことを言っているようです。

知識のTAKERではなく、GIVERになる

私も死ぬまで学び続けたいと
思っていますが、
問いをたててそれを研究するという
学び方はしてきませんでした。

知識をもらう側ではなく
知識を生み出す側になるというのは、
なにかワクワクしますよね。

自分だけの問いを立てるというのは、
ビジネスや起業にも繋がりそうです。

「研究」と「経営」は
紙一重化もしれません。

私はいま経営大学院に
在籍していますが、
「研究」まではしていません。

実は、著者の国分さんは、
わたしの前職の電通で
同期だった方です。

その国分さんは
「研究」しなければ
大学院に行く意味はないとのこと。

同期からの手厳しい指摘に
刺激をもらいました。

自分が研究をするなら、
私の本業のコーチングや
人材開発・組織開発の
ど真ん中ではなく、
楽しんでやっている
トレイルランニングや
階段ジャンキー、
キャリア教育、
地域コミュニティなどに
可能性がありそうです。

自分が面白いと思うことで、
まずはじっくり「問い」を立てる
ところから始めてみたいと思います。

皆さんは、
どんなワクワクする「問い」を
持っていますか?

and, the trail continues.

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photo by TAKAO JINBO